令和4年度が始まりました
- 公開日
- 2022/04/12
- 更新日
- 2022/04/12
校長室から
4月に校長として着任した高橋です。10年ぶりに豊中に帰ってきました。今も昔も変わらない生徒の純朴さと「自分たちで考え、自分たちで決める」という気風に懐かしさと頼もしさを感じています。今年も学校HPで「豊中の今」を少しずつ発信していきます。生徒との出会いの場であり、新年度の始まりとなった始業式ではこんな話をしました。
学年がひとつ上がりました。新しい一年の始まりです。
一本の線を引くのも、一枚の絵を描くのも、
音楽を奏でるのも、スポーツで競い合うのも、
物事には必ず「始まり」の瞬間があります。
「始まり」がなければ何も進まないし、何も変わりません。
未来へ進むには「始まり」の主人公になることが必要です。
今日、みなさんはまたひとつ「始まり」を迎えました。
誰のものでもない。自分のための未来です。
主人公になるための魔法のキーワードを特別に教えます。
それは「さあ!」です。
「さあ!」と何か心に決めた瞬間に、
みなさんはもう始まりの主人公です。
みなさんは、「さあ!」の後に何と続けますか?
豊中の先生方は何か学ぼう、何か変わろうとするみなさんの最大の応援団です。校長は応援団長です。
みなさんの「さあ!」が何なのか、クラスの仲間や先生とぜひ語り合って下さい。校長にもよかったら教えて下さい。
「さあ!困った」でもかまいません。
悩んだ瞬間から、その人も、もう立派な主人公です。
自分のこれからに真剣に向き合っている、立派な主人公です。
どうか、今日という「始まり」の日を大切に過ごして下さい。
そして、どんな小さなことでもいいから自ら心に決めたなら、
必ず行動して下さい。「実行は成功の鍵」です。
みなさんの新しい一年に期待しています。
始業式からまもなく1週間。
「さあ!」と動き始めた子、悩み始めた子、いろんな表情が校内にあふれています。どうか今年一年も、そんなひたむきな豊中生への応援をよろしくお願いします。